『WEEKLY快楽天 2025 No.34』に掲載されたちりぬいろは先生の読み切り作品です。
※本作はイジメ・陵辱・鬱展開を含みます
基本情報
- 商品名:侮笑の玉座
- 作家名:ちりぬいろは
- ページ数:26ページ
- 配信開始日:2025/11/01
- 出版社:ワニマガジン社
あらすじ・内容
学校という閉鎖空間で、虐げられてきたふたり。
それでも、互いの存在を支えにして頑張ってきた。
しかし、そんな静謐な関係に目を付けられてしまい――
「ねぇ吉原(よしわら)ぁ。合田(あいた)とセックスしてやれよ」
……追い詰められた吉原は、独りよがりな思考を加速させていく。
――ねぇ合田さん…彼女たちの言うこと聞かないと…君も僕ももっと酷いことをされるよ…大丈夫!彼女たちが言ってた通り僕は童貞だけど…できるだけ優しくする。だから合田さんも協力してくれると嬉しい!ここで僕たちがセ…セセ…セックスしないと…もっと乱暴な奴に○されちゃうよ。合田さんだってわかるよね。言うとおりにするのがいちばんだって。そう、君に辛い思いをして欲しくないんだ……。
だから……。
感想・レビュー
※本作はイジメ・陵辱・鬱展開を含みます
イジメられっ子の主人公がイジメっ子に脅されて、想いを寄せているヒロインを陵辱するダークな物語です。
内容的にかなり人を選ぶ作品だと思います。
おそらく良い感じの二人の関係が崩壊するダークな物語を描きたかったのだとは思いますが、率直に言うと、ちぐはぐで説得力に欠けるストーリーだと感じました。
まずイジメっ子と思われる女2人が何故か作中で絶対的な力を持っている点。見るからに貧弱な弱者女子が「イジメっ子にチクる」という他力本願な言葉一つで二人を従えるというのがリアリティに欠けています。凶器を所持しているとか、格闘技をやっていたとかならまだわかりますが、普通に考えて男子が女子の不当な命令に従う理由がありません。
そしてその女二人の言葉に何故か主人公が従う点。序盤でイジメられっ子に汚されいたヒロインの机を綺麗にしていた善良な人間が、何故か「イジメっ子にチクる」という言葉一つでいきなり他責思考のレイプ魔に早変わりするのがリアリティに欠けています。他責思考の人間はヒロインの机を綺麗にしてあげたりはしないし、イジメっ子が介入してからの言動がチグハグです。
そして最後のヒロインの「最低」というセリフも、イジメられっ子に従順に従っている子が、このような態度を表面に出せるとは思えないしリアリティに欠けています。
描きたいものがあって、それに従って登場人物を動かした結果、行動がチグハグで整合性が取れていないような印象を受けました。
肝心のエロシーンの方はイジメ女がウザすぎてノイズにしかなってないし、陵辱にしては絶望感がないから陵辱がエロさに貢献していないし、イジメ描写に力を入れすぎて肝心のエロシーンが短いので実用性には疑問です。ただキャラデザインとエロシーンの描写自体はレベルが高いので、欠点が気にならない方は楽しめると思います。
イジメっ子の介入で男女の関係が壊されるという陰鬱なストーリーなので、人を選ぶとは思いますが、刺さる方には刺さると思います。
この作品をチェック

この作品が好きな方に


