『COMIC快楽天2021年4月号』掲載の楝蛙先生の読み切り作品です。
本作は単行本『恋のち交尾』に収録されています。単行本感想はこちら
基本情報
- 商品名:湯気のゆくえ
- 作家名:楝蛙
- ページ数:24ページ
- 配信開始日:2026/01/05
- 出版社:ワニマガジン社
あらすじ・内容
「今日が最初で最後だから…」
「えっち…したい。黒沢と」
――めちゃくちゃ可愛いハーフの女子がクラスに転校してきた。
みんなからチヤホヤされて、おまけに性格も明るくて。
完ペキに見えたから嫌味のひとつでも言ってやりたくなったんだと思う。
「……ガイジンでも銭湯くるんだな」
俺の実家の銭湯に彼女が現れたとき、サイテーな一言で派手に嫌われてしまった。
できることは…謝ることしかない…。
許してくれたのかどうかはわからなかったけど、謝るときに渡した銭湯のスタンプカードを持参して、彼女はウチに通うようになった。
そんなことになれば、順調に、順当に、惚れてしまうに決まっている。
そしていよいよ肩までどっぷり彼女に惚れ込んだ頃、突然の別れを告げられるのだった。
感想・レビュー
転校生とのラブコメディです。
ヒロインは金髪ショートでハーフの転校生。可愛くて明るい完璧美少女です。
そんな彼女が主人公の家が経営する銭湯に訪れます。主人公はつい嫌味を言ってしまい、ヒロインに嫌われてしまいます。反省した主人公は謝罪して銭湯のスタンプカードを渡します。するとヒロインは銭湯に足繁く通うようになり、二人の距離は縮まっていき…
ヒロインと二人でナイショでボイラー室に入った際に、ヒロインから転校を告げられます。そして最後の思い出作りに二人でエッチをすることに。
ラブシーンは相思相愛の二人のいちゃラブセックス。いちゃラブの幸福感とすぐ先にある別れの喪失感が合わさった非常に感情に訴えかけるラブシーンで、キャラへの没入感が非常に高く、とてもエモいです。ラブシーンは短めですが臨場感のある描写で実用性もあると思います。
物語は大人になった二人の再会を描いて締めくくられ、読後には温かい余韻が残ります。あえて解釈の余地を残した終わり方が印象的です。
転校生との青春ラブコメディで、純愛が好きな方におすすめの作品です。
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